情報科学若手の会

情報科学若手の会は、情報科学に携わる学生、若手研究者、 社会人のディスカッションと交流の会です。
幅広い分野から参加者を募り、 互いの交流を深めることで新たな発想が生まれることを目指しています。
インフォーマルな雰囲気ですので、これから研究を始めるという方も是非ご参加下さい。
情報科学若手の会についての詳細は、 こちら をご覧ください。

第40回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 2007年9月15日から9月17日にかけて第40回情報科学若手の会を開催いたしました。会場は東富士リサーチハウス(静岡県駿東郡小山町)で行いました。全国より27名(招待講演者を除く)が参加し、いろいろなジャンルの発表を行い活発な議論を行いました。 発表および議論 以下のような発表枠を用意し、議論を行いました。各発表は質疑応答を含め1時間強で行いました。 9月15日 地理情報に基づくオーバーレイネットワーク 松浦知史(奈良先端科学技術大学院大学) 広域からのセンサデータを収集、利用するLive E!プロジェクトの紹介と負荷を分散しつつセンサデータを収集・管理するための地理位置に基づいたオーバレイネットワークについて発表していただきました。負荷分散、センサからのデータの取得、デー ...続きを読む

第39回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 2006年9月16日から9月18日にかけて第39回情報科学若手の会を開催いたしました。会場は富士CALM(山梨県富士吉田市)で行いました。全国より26名(招待講演者を除く)が参加し、いろいろなジャンルの発表を行い活発な議論を行いました。 発表および議論 以下のような発表枠を用意し、議論を行いました。各発表は質疑応答を含め1時間強で行いました。 9月16日 プログラムを Wiki のように書けるか? 長慎也 (一橋大学) Webで動く、Ajaxプログラミング環境「Aroe」について、それを用いる際問題となるWebでの共同開発について発表していただきました。不特定多数のユーザで開発を行うことによる問題、CVS・SVNなどの既存のバージョン管理システムではなくWikiのようなシステ ...続きを読む

第38回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 2005年9月10日から9月12日にかけて第38回情報科学若手の会を開催いたしました。会場は冬のプログラミングシンポジウム開催のご縁からウェルシティ湯河原(静岡県熱海市)で行いました。全国より29名(招待講演者を除く)が参加し、いろいろなジャンルの発表を行い活発な議論を行いました。 発表および議論 以下のような発表枠を用意し、議論を行いました。各発表は質疑応答を含め1時間強で行いました。 9月10日 数学とプログラミング — 中学生向け教材の開発 長慎也(早稲田大学) 中学生向けの数学の副教材を作ることになった長さんの経験をもとに、プログラミングを利用した数学の楽しい学習方法とはどのようなものがあるか、ということについて議論しました。多くの参加者がゲームをもとにプログラミング ...続きを読む

第37回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 情報科学若手の会は今年で37回目の開催となりました。平成16年9月4日〜平成16年9月6日の会期でサンパレア瀬戸(愛知県瀬戸市)にて開催され、参加者として全国から28名(招待講演者を除く)が集まりました。 発表および議論 全体としての4つのテーマを設け、以下のテーマ毎にセッションを構成し発表が行われました。 プログラミングの能力を測るためのものさしとは 長慎也 (早稲田大学) プログラミングの試験において、採点の手間を考慮して割と簡単な穴埋め問題を期末試験問題を行っても、プログラミング能力のよしあしを測っている気がしないのが現状である。そこで、いわばTOEFLみたいな、採点が楽で、けっこう信頼できる能力を測るためのあたらしいものさしができないかどうかについて議論を行いました。 ...続きを読む

第36回 情報科学若手の会 開催報告

概要 第36回目を迎える情報科学若手の会を、平成15(2003)年8月29日(金)から3日間の日程で、新潟県南魚沼郡湯沢町の「湯沢ビューホテルいせん」にて開催いたしました。今回は、学生21名と社会人2名、オブザーバ役としてお招きしました神戸大学発達科学部講師の辰巳丈夫先生を合わせて、24名の参加がありました。参加者が興味を持つ話題について時間をかけた質疑や議論ができるように、発表内容は前回と同じく下記の方法で参加者から募り、決定しました。 参加申込の際に、議論したい話題を(または、発表の可否を)表明してもらう 提案された話題について相談し、3つから5つ程度の話題を選択する。 今年はさらに、2.の議論を円滑に行うためにいわゆるWikiを開設しました。これは現在 ...続きを読む

第35回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 去る2002年8月31日から9月2日にかけて、阿蘇山麓の長陽村にある九州工業大学の学外施設「長陽山荘」にて、第35回情報科学若手の会を開催致しました。台風により交通網に問題がありましたが、ほとんどの参加者の方々は無事に到着し、社会人3名、学生17名が集まって様々な発表及び議論を行ないました。また、九州工業大学の川原憲治先生に招待講演および御参加をお願い致しました。 発表・討論内容は、昨年同様御参加の方々から持ちよってもらったものです。ただ昨年とは異なり、より議論が深められるよう、提案のあった発表希望の内容に対して意見を募り、その中のいくらかを選ぶようにしました。 会場の関係で最終日には発表・討論ができない、また主催者側の不手際でスケジュールの変更を行なうなど、時間の面ではタイトな状 ...続きを読む

第34回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 去る2001年9月13日から15日にかけて、熱海にある旅館芳泉閣で、第34回情報科学若手の会を開催致しました。熱海駅のひとつ先の来宮駅から徒歩で少々かかる場所で、また平日に行なうこととなってしまいましたが、社会人4名、学生13名が御参加下さいました。また、オブザーバとして東京大学の萩谷先生をお招きして、議論に御参加頂きました。 これまでは、幹事でトピックを定めディスカッションを行なう形式でしたが、今年は御参加の皆様に議論を行ないたいトピックを持ちよってもらい、発表の後にディスカッションを行なう形式としました。 オブザーバとして御参加下りまた個人としてご援助下さいました東京大学萩谷先生、多額のご援助を頂きました慶應工学会様、個人としてご援助下さいました千歳科学技術大学高岡様および早稲田大 ...続きを読む

第33回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 今年度の情報科学若手の会は、2000年9月10日より12日まで、草津セミナーハウスにおいて、「ネットワークコミュニティ」というテーマで行われ、全国から12名の参加を得ることができました。 会合の内容 会合では、Network Communityの定義、そこで使われるツール、匿名性やsecurityなどについて話合われました。 Network Communityとは 初日は、まずNetwork Communityというものの定義から始めて、その将来象および将来考えられる問題点について議論を進めました。 ここで言うCommunityとは、同じ趣味を持つ人達の集団を指すことが多いですが、情報が、または情報のみが、やり取りされる社会、情報交換の機能が強化された社会という定義も考えられ ...続きを読む

第32回 情報科学若手の会 開催報告

はじめに 今年度の情報科学若手の会は、1999年8月28日より30日まで、KKRポートヒル横浜において、「インターネット時代のプライバシ」というテーマで行われました。 情報科学若手の会を開催するにあたり、慶応工学会から援助を頂きました。また、昨年度山内奨励賞を受賞された延澤志保様より、御寄付を頂きました。若手の会の意義を理解して下さり、御協力頂けましたことに感謝いたします。ありがとうございました。 今回は情報系を専門とする人だけでなく、法律を専門とする人などを含め、全国から20名の参加を得ることができました。 1日目(28日) ネットワーク社会のプライバシに関して(中村嘉志・楯岡孝道) 2日目(29日) ネット上のプライバシー保護法制の現状(小林広樹) 中学・高校に ...続きを読む

第31回 情報科学若手の会 開催報告

目次 はじめに 今年度、情報科学若手の会は、1998年9月3日(木)より5日(土)まで、浜名湖三ヶ日簡易保険保養センターにおいて、「21世紀の新しい計算機」というテーマで、4名のパネリストに呼び水となる話題を提供して頂き、自由な討論を行う形式で行われました。 情報科学若手の会を開催するにあたり、慶応工学会から援助を頂きました。若手の会の意義を理解し、ご協力くださり感謝致します。有難うございました。 開催地が関東、関西圏のどちらからも遠いにも関わらず、情報系以外に認知科学を専攻している人、文系学部だが情報科学に興味がある人など、多彩な背景を持つ20名が全国から集まり、計算機の現状と次世紀の予測について議論しました。 以下の4つのテーマとそれらのまとめという形式で、5つのセッションに別れて、 ...続きを読む